もうすぐ年越しなので年越し蕎麦を作っていきます。
せっかくなので蕎麦の実を買いに行き、粉を取るところからやって行こうと思います。
昔は蕎麦も畑で作っていたのですが、鳥害がひどく止めてしまいました。
鳥には害虫だけ食べていて欲しいものです。
こちら蕎麦の実となっております。
見たことの無い人もいるかもしれませんが、蕎麦の実は黒く、堅い殻に覆われています。
この殻を剥くと中に粉が入っていて、その粉を集めてそばを作ります。
いちいち手で殻を剥いていては年を越しても蕎麦が食べられないので、今日はこの製粉機械を使っていきます。
この製粉機は実は味噌作りと餅搗きの時にも使っています。口のところのユニットを取り換えるだけで色々な使い方ができる便利な機械です。
挽かれた蕎麦の実はこのように出てきます。
挽くときに粗く挽くと粉が固まりのまま出てきてしまい、ふるいにかける時に残ってしまいます。
けれど細かく挽きすぎると殻が小さくなりふるいにかける時に混ざってしまいます。
ちょうどいいように挽きましょう。
初めから細かくふるってもいいのですが、殻が詰まってしまい時間がかかるのでスムーズにいくよう三段階に分けてふるっていきます。
一番目の粗いざるでふるうとこのようになります。
まだ結構黒い殻が混ざっていますね。
二つ目、三つ目のざるでさらにふるっていきます。
最後に残ったのがこの粉です。
この粉を使って年末に蕎麦を打っていきたいと思います。
昔は石臼で時間をかけて挽いていたらしいのですが、機械とは便利なものです。
みなさんもぜひ実から蕎麦を作ってみてください。
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