冬の畑一番の目玉イベント、里芋堀りがありました。
これはなかなかの重労働なので家族を動員してできるだけ大勢でやります。
一人でやると過労で倒れます。
まずは邪魔な里芋の葉の部分を全て切ってしまいます。
小さい芋は葉を切ってしまうとどこにあるかわかりにくくなるので、見失わないように注意してください。
邪魔な葉が無くなったら芋を掘っていきます。
この作業は非常に危険で下手な人がやると丹精込めて育てた里芋を破壊することになります。
十分注意を払って掘り起こしましょう。
掘り起こしたばかりの芋はこの状態です。
芋の隙間にびっしり土が詰まっており、これでは重くて持ち運びにも一苦労です。
なのでこの土を全て落としていきます。
土を落とすとこうなります。
すぐに食べる芋であれば一つ一つ割って土を落とせばいいのですが、種芋や長く保存する芋を割るとそこから傷んでしまうので、丁寧に土だけを落とします。
この作業も非常に危険で力任せに土を落とすと芋もみんな落ちてしまいます。
頑張って丁寧にやりましょう。
すぐに食べる芋はこうして一つ一つの芋に割ります。
この形にすればほぼすべての土が勝手に落ちるため非常に楽です。
この作業は全然危険じゃありません。簡単です。
一通り掘り終わったら、次は種芋の貯蔵です。
貯蔵には湿気があって保温ができる場所が適しています。
そこで我が家では写真のような貯蔵用の穴を掘っておき、毎年そこへ芋を入れています。
芋堀りは掘った後も大変なのです。
貯蔵している間に芋が崩れてしまわないよう丁寧に詰めて行きます。ここは腕の見せ所です。
腐って駄目になってしまう芋が毎年いくつかあるため、余裕を持って沢山詰めておきます。
余ったら余ったで来年食べることができるので問題ありません。
芋を詰め終わったなら次は藁を乗せていきます。
藁は保温をしてくれるので非常に便利です。敷き藁と言ってマルチの代わりに畑に敷くこともあります。
さらに藁の上にブルーシートを敷き、側面を藁でふさぎます。
ブルーシートが斜めになっているとそこに水が溜まってしまうので、出来るだけブルーシートは平らに敷きましょう。
ブルーシートの上にさらに藁を敷き詰めます。
最後に風で飛ばないよう厳重に蓋をして完成です。
今回はとても頑張って保湿保温をしていますが、本当は土に埋めてしまうのが一番良いです。
でもそれだと掘り起こす時がとても大変なので我が家ではこうしています。
こちらは収穫できた食べるようの芋です。
こっちはこれから色々な料理にして食べていこうと思います。
我が家の里芋は堆肥が良く、土がふわふわなので柔らかくおいしいです。
もう芋煮を作って記事にしてあるので気になったらそちらもご覧ください。
里芋の購入はショップでできます。ぜひお買い求めください。
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