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大豆を収穫しました。

今年も大豆が無事に育ったので収穫をしました。

我が家ではほとんどの大豆は味噌に加工して食べます。

収穫したばかりの大豆がこちらです。まだ所々緑色ですね。

ここから豆だけを取り出して味噌に使うわけですが、このままだと大変取り出すのが面倒くさいです。

なのでまず、完全に大豆が枯れて乾燥するまでハウスで干すこととなります。

干した大豆がこちらです。

緑色の部分が無くなり、乾ききっています。

この状態になると大豆の殻は簡単に砕けるようになるため、豆を取り出しやすくなるわけです。

乾いた大豆をビニールシートの上に並べて踏みつけていきます。

大豆はとても固く、踏まれたくらいではびくともしませんが、殻は踏むことで割れます。

そのため割れた殻から大豆がこぼれ、ビニールシートに転がります


左が踏む前で右が踏んだ後です。

こんな感じで大豆が飛び出しシートの上に転がっていきます。

踏み残しがあるとこの後が大変なので、丁寧にどんどん踏んでいきましょう。

人間が作業をしているとなぜか周りに猫が寄ってきます。

これはビニールに飛び掛かってしまった猫です。

このビニールは値段がとても高く、穴を開けられるのは非常に困ります。


一応ハウスの穴はテープでふさぐことができます。

でもこのテープも高い物なので、やっぱり穴を開けられるのは困ります。

これは怒られても悪びれない顔をしている猫です。

きっとこいつはまたやります。猫に反省という言葉はありません。

猫と格闘しているうちに大体の大豆を踏み終わりました。

ビニールシートから落ちてしまうと集めるのが大変なので、箒で真ん中の方にまとめておきます。

残った大豆の殻をよく見ると、まだまだ中に豆が残っています。

このままでは勿体ないのでこれらも手作業で取り出していきます。

黙々と豆を取り出し続けます。

大豆自体の量が多いため、この作業にはとても時間がかかります。

一日ではとても終わらないので数日かけて大豆を取り出していきます。

全ての大豆を取り出し終えると、次はゴミ取りをしなくてはなりません。

踏んで取り出すせいで砕けた細かい殻が大豆と混ざってしまっています。

大豆をざるに乗せ、うまい具合に振ると軽いゴミだけを落とすことができます。

まずはこれで大雑把にゴミを取り出していきます。

最後は一つ一つ目視でゴミを取り除いていきます。

この時、ダメになってしまっている大豆も取り除きます。

駄目な大豆はこのようなものです。

駄目になってしまう原因は、成長が遅かったりカメムシに刺されたりと様々です。

害虫許すまじ。

こうして丁寧により分けた大豆だけを乾燥させ、後日味噌に加工していきます。

踏む前に干したからとここで干さずにいると、カビが生えたりして傷んでしまいますので必ず干してください。

また、保存する際も一升瓶等に入れて保存しないと虫が出てしまいます。

大豆はちょっとしたミスでダメになることが多いので、扱いには十分気を付けてください。

 

今回思っていたよりもたくさんの大豆を収穫することができました。

味噌にするには少し量が多いので、おそらく煮て食べたりもすると思います。

また大豆を活用するときになったら記事を書こうと思うのでよろしくお願いします。