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我が家の猫について。

我が家には6匹の野良猫と1匹の家猫がいます。

今日は野良猫についてのお話です。

昨年ごろから裏山に野良猫が来て、生ごみ捨て場の残飯をあさるようになりました。

この写真のハチワレです。

始めは野良猫だからと放っておいたのですが、このハチワレが7月の初め頃、時期外れの5つ子を産みました。

このような暗がりで子育てをしていたため、初めはどうやら子猫を育ててるようだ程度の事しかわからず、何匹産んだのかもわかりませんでした。

この頃は親猫の警戒心も非常に強いので、近づいて確認することもしませんでした。

この頃なぜか一匹はぐれてしまった子がおり、カラスに襲われていたところを保護しました。

この時は軽く洗ってあげた後、親猫のいない間に他の子猫がいる場所へそっと戻しておきました。

人間の匂いがついたら警戒したりするのかと思いましたが、無事子育てを継続してくれたようです。

少し大きくなり、ハチワレが子供を連れて動くようになりました。

まだ人間を警戒しているようで、近づくと怖い顔で睨んできます。

この時に初めて子猫が5匹いることが分かりました。

そして、5匹の子猫に乳を吸われているハチワレが物凄い速度で痩せていっていることも判明しました。

このままでは6匹共倒れになるのではないかと危惧し、前の家と両家で食料援助を始めることになります。


キャットフードをあげると母子ともにガツガツ食べます。

餌をあげ始めたおかげかだんだん警戒心も解け、家の前のウッドデッキ等でくつろぐようになりました。


子猫だけでも平気でくつろいでいます。人間が近づいても逃げもしません。

野生生物としてこれでいいのだろうかと言う気持ちもほんの少しあります。

この後大きくなると、だんだんと子猫にも性格というものが出てきます。

二匹の黒猫のうち1匹は撫でられる距離まで近づくと逃げます。

けれどもう一匹は人間を見ると寄ってきて、足の周りにひたすらまとわりつきます。

同じ黒猫ですが近づいた時の反応で完全に見分けられるようになってしまいました。

これは人のズボンに平気で爪をたてる黒ちゃんです。

調子のいい時はこのまま登ってきたりもします。

靴で爪とぎをしたりもします。やめてほしいです。

二匹いるハチワレは鼻の横に黒い点のある方が男の子、無い方が女の子です。

男の子のハチワレは逃げはしないですが、あまり寄っても来ないです。

近づいても逃げないので捕獲はできます。

女の子の方は物凄い警戒心が強いです。

少し近づくだけでぱーっと逃げます。


最後の一匹であるこの牛柄は、なぜか人が近づくと腹を見せて転がります。

写真でわかるように子猫の頃からこうでした。

いくら腹を撫でても逃げないし抱き上げても暴れません。

好奇心が強く人がいるとすぐ近づいてきます。

いつも困ったような顔ですが一番友好的な子です。

しばらくたって子どもが大きくなったころ、ハチワレに避妊手術を行いました。

人間を怖がって近づかなくなってしまうのではないか、子猫のことを嫌いになるのではないか等の懸念はありましたが、手術が終わっても変わらず子猫に乳をくれ頭を舐め、人間にも近づいてきました。一安心です。

これは避妊され耳を切られても子猫に乳をくれるハチワレです。

子どものハチワレの片方が女の子で他は全て男の子です。

野良猫で閉じ込めているわけでもないので、いつか縄張りを求めてどこかへ行ってしまうかもしれません。

けれどもとりあえず、庭にいてキャットフードを食べてくれるうちは安全に過ごせるようにしていこうと思います。

 

以上が庭にいる6匹の猫についてでした。悪戯も多いですが、たまに鼠を捕っている姿も見かけます。ジャガイモを貯蔵しているあたりの鼠を捕り尽くしてくれるといいなと思います。

カマキリなら捕り尽くす勢いです。もっと鼠にチャレンジしてほしいです。

また機会があれば家で飼っている猫についても紹介したいと思います。